活動当日、午後からは雨の予報も出ていましたが
活動中は曇り空の下、秋らしい涼しさを感じる一日となりました。
過ごしやすい気候の中、無事に現地・渋川に到着。
現地集合の方とも合流し、軽く挨拶を済ませたあと
さっそく作業を開始です
さつまいもの試し掘り
さつまいもの試し堀りを行いました。
ちょうど植え付けから140日目。
ちなみにさつまいもは一般的に植え付けから120〜140日で収穫の目安を迎えます。

畑のツルは勢いよく伸びていましたが、肝心の芋の育ち具合を確認するため
スコップや素手でさつまいもを傷つけないように丁寧に掘り起こします。


すると、土の中から立派なさつまいもが次々と顔を出しました。

昨年に比べて一株あたりの数はやや少なめでしたが、その分ひとつひとつのサイズが大きく
形も整っており見事な出来栄えです。

品種は「紅はるか」と「紅あずま」。
ツルや葉の見た目には大きな違いはなく
掘り上げた芋の形や色にもそれほど差は見られませんでしたが
どちらも立派に育っていました。
↓紅はるか

↓紅あずま

ブルーベリー畑の剪定
前回の活動でも問題となっていたハマキムシによる葉の食害が、
一部のブルーベリーの樹で再び見られたため、
被害のある枝を中心に剪定ばさみを使って丁寧に剪定しました。
同時に、ツル性の雑草であるヒルガオがブルーベリーの枝にしっかりと絡みついており
来年の生育に影響が出ないよう、根元からしっかりと取り除く作業も行いました。


作業中には、ブルーベリーの枝の間から小さな蜂の巣を発見。
見つけた瞬間は一瞬、緊張が走りましたが、
巣の中には蜂の姿はなく、すでに空になっていました。
何の鉢の巣でしょうか?

剪定後は、被害のあった枝をドラム缶で焼却処理。
木がまだ湿っていたため火がつきにくく苦戦しましたが
参加者の協力のもと、少しずつ火を大きくしていき
すべてを燃やしきることはできませんでしたが、時間の許す限り作業を進めました。
せっかく火を起こしたので、その合間に焼き芋も作ることにしました。
昼食時にその焼き芋を頂きました。
収穫したばかりのさつまいもですが、まだ熟成前にもかかわらず、
ほんのりとした甘みが感じられ、ホクホクとした食感が楽しめました。
参加者の皆さんもその味わいに喜んでおり、自然の恵みを味わうひとときとなりました。
ここで豆知識!
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通常、さつまいもは収穫してすぐに食べるよりも、
キュアリングという工程を経てから食べると、より甘みが増して美味しくなります。
キュアリングとは、収穫後のさつまいもを30〜33℃程度の温度と
85〜90%前後の湿度で4〜7日ほど保管することで
表面の傷を修復させるとともに、でんぷんを糖に変化させる工程のことです。
この過程を経ることで、さつまいもの中の酵素が働き、
掘りたてのときよりも甘みがぐっと引き立ちます。
また、キュアリングをすることで皮が丈夫になり病気を防ぐことにより、長期保存もしやすくなります。
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ローズマリー畑とバジル畑の拡張
今後はハーブ畑としての活用を見据え
ローズマリーの株とバジルを増やすために新たな区画を整備し拡張しました。
まずはスコップで柵を埋めるための溝を掘り、

さらに天鍬や三角鍬を使って地面を深く掘り下げました。

その後、蛇腹状の柵を溝に沿って設置し、しっかりと土をかぶせて固定。

ローズマリーを、挿し木で増やし、この畑に植えてたっぷり水を与えて完成です。

見た目にも整ったハーブエリアが完成しました。
今後は、根づきの様子を観察しながら、
少しずつ本格的なローズマリー畑とバジル畑へと育てていく予定です。
ローズマリーはまだ、根づいてはいないため、どうなるかわかりませんが
これからの生育が楽しみです!

今回の活動は、午後は多少の雨が降る中でしたが
秋の空気が心地よく、汗ばむこともなく作業が進む一日となりました。
お土産は、「さつまいも」と「かぼちゃ」、さつまいも畑で見つけた「栗」です。
秋ならではの味覚を満喫できる、品揃えとなりました。
時間となり現地集合の方とは解散し、
東京組(和光市駅発)はばんどうの湯で疲れを癒やし帰路につきました
参加者のみなさま大変おつかれさまでした
ありがとうございました!!!