前日には関東の太平洋上あたりを台風が通過しましたが
活動日、当日にはすっかり通り過ぎ、まるで台風一過を思わせるような澄んだ青空が広がりました。
最高気温は27度、台風の進路が関東の南東方向へ抜けていった影響で風が北向きよりの風で
日本海側の冷たい空気が関東に流れ込みそのため、気温は蒸し暑さはなく
カラッとした風が心地よく感じられる一日となりました。

渋滞もなくスムーズに現地渋川に到着。
現地集合の方と合流し軽く自己紹介を終えたあと、早速作業開始です。
バジルの定植
ブルーベリー畑の一角にスペースが有り、そちらにバジルの移植作業を行いました。

まず耕運機で畑を耕し、参加者も交代で操作を体験していただきました。
初めての経験に操作が難しいので少し戸惑いながらも楽しそうに取り組まれていました。

カチカチだった土がふかふかに仕上がりました。

その後、レーキで土を平らに均します。

三角鍬で溝を掘り、


そこにバジルの苗を植えていきます。


すべて植え終えた後、水をかけて無事に完成です。
ありがとうございます。

デラウェアの試食&収穫
また、この畑にはデラウェアも植えられており、試食と収穫を行いました。

農薬を使わずに育てられたデラウェアは粒が小ぶりながらも甘みが
ぎゅっと凝縮されていて美味しいと評判でした。

ブルーベリーの草刈り
この日は他にブルーベリーの草刈りも行いました。
初めて草刈りを体験する参加者の方もいる為、代表がレクチャーを行いながら作業を進めました。

ブルーベリーの株には、ツル性の植物が絡みつき、生育を妨げています。
特にヒルガオが目立ち、葉や花の形がさつまいもに似ているのが特徴的でした。
実は、サツマイモもヒルガオ科になります。



また、これまでブルーベリー畑では、見たことのないツル植物
「アオツヅラフジ」(おそらくですが、、、)も絡みついているのを発見しました。
実は小さなブドウの房のように見えますが、実際には有毒だそうで特に
実を食べると心臓麻痺を引き起こす危険性があるため要注意です。
かつては生薬として利用されていたこともあるそうですが、
現在では別種が用いられているとのこと。

観察を続けると、アオツヅラフジの葉にはヒメエグリバ(蛾の幼虫)もついており、
調べてみるとヒメエグリバが(蛾の幼虫)この植物が食草であることを確認できました。

その他にも、ブルーベリーの株には鮮やかな黄色と黒の縞模様を持つナガコガネグモが潜んでおり、
その大きな存在感に恐怖感に圧倒されつつも、害虫を捕らえてくれる益虫としての役割に心強さを感じます。

さらに、ブルーベリーの枝からは小さなアマガエルがぴょこんと顔を出し、
薄緑色の体と丸い黒い目が愛らしく、参加者からは「なんだかかわいい!」という声も上がり、
自然の生き物たちに癒やされる場面もありました。

草刈りは、根や株を傷つけないよう鎌を使って慎重に行い、
ブルーベリーの株を守りながら整えていきました。
参加者の皆様のご協力により、ブルーベリー畑がきれいになりました。
ありがとうございます!
時間となり作業を終了し、現地集合の方とは解散し、東京組(和光市発)帰りは、
いつものようにばんどうの湯で疲れを癒やし帰路につきました。
この日のお土産は、バジル、しそ、玉ねぎ、じゃがいも、そしてデラウェアでした!!
参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!!
ありがとうございました!!