NPO法人よいおやさい(410831)

2024年8/3(土)第3回耕作放棄地再生プロジェクト活動レポート


8/3(土)に第3回目の耕作放棄地再生プロジェクトを行いました。
この日は、最高気温33度の真夏日で、厳しい暑さの中での作業となりました。

現地渋川に到着し現地集合の方と合流し作業開始です。

赤城町北上野の畑での作業

元農家であるシルバー人材さんのご指導のもと、こちらの畑で草刈り作業を行いました。

先月の活動で綺麗になっていた場所も、1ヶ月も経てばご覧の通りです。
畑にはすでに多くの雑草が生い茂っており、その勢いには驚かされます。
雑草は大変憎たらしいですが、その逞しさには毎回感心させられる思いです。
この写真の中には、さつまいも、人参、ネギ、枝豆、ブルーベリーが植えられています。

刈払機で入れない場所は鎌や手作業で雑草を引き抜き、丁寧に刈り取ります。

特に、人参は、芽が出てきたばかりで小さいので踏まないように気をつけながら作業を行いました。
人参が植えてある畑の部分は、成長が思うように進んでいませんが、これからの成長に期待です。

人参の芽

さつまいもはとても順調に育っています。
昨年は同じ場所に植えたものが全滅してしまったので、今年はリベンジを果たしたいです。
つるがかなり伸び、葉もしっかりしています。「つるぼけ」ではない事を祈ります。

つるぼけ・・・つるや葉は勢いよく伸びているのに、根のサツマイモが期待ほどに成長していない現象のこと。

品種は茎が赤いのが「紅はるか」と、茎が緑のが「なると金時」です。

枝豆も豆がぷっくり出始めていました。
次回の定例活動の際には収穫できそうですね。

ここで羽化したのでしょうか、ネギにセミの抜け殻が引っ付いていました。

きれいになり、畑が見違えるようになりました。

午後の作業

午前中に草刈りを終え、午後は耕運機で土を起こす作業と、大根と白菜の種を畑に直接撒く作業を行いました。
時間が経つにつれて畑の日陰が段々となくなり、直射日光で暑さがさらに厳しく感じられました。

耕運機の体験

スタッフを含め、参加者全員にとって耕運機の操作は初めての経験でしたが、
指導を受けながら一生懸命に取り組みました。
まっすぐ進むのはなかなか難しく、暑さもあり大変な作業でしたが、
参加者の皆さんは貴重な経験ができたようで、満足そうな表情をしていました。

スタッフと参加者が耕した畑の一部分

元農家さんのシルバー人材さんが耕した一部分

その違いは一目瞭然で足跡もキレイです。
微妙な力加減がポイントのようで
耕した後のフカフカになったベッドのような土にも感動しました。

その後、耕運機をかけた畑を天鍬でならし、鶏糞の肥料をたっぷり与えます。

土をかぶせて天鍬で平らにし、種を植えるための穴を一定間隔で開けます。

最後に種を植えて土をかぶせ、作業を終了しました。

今回植えた白菜と大根の種。
収穫予定は、白菜は11月中旬〜12月で
大根は12中旬から1月あたりのようです。

視察と収穫

北上野での作業を終えた後、「よいおやさい」が管理予定の耕作放棄地だった畑を視察しました。
日当たりが良く、水路もあり、元は棚田だった様子です。

まだ何を植えるかは決まっていませんが、今後こちらの耕作放棄地も再生していく予定です。
どんな作物を育てることになるのか、今から楽しみです。

視察を終えた後、小室のブルーベリー畑に戻り、参加者の畑でカボチャの収穫を行いました。
立派に育ったカボチャを手にした参加者は、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。
自分で植え、育てた野菜を収穫する瞬間には、特別な喜びがありますね。

今回はスタッフを含め、参加者の人数は5名と少なかったですが、
協力して予定していた作業を無事に終えることができました。参加者の皆様の頑張りに感謝です。
ありがとうございます。

帰りは、いつも寄る「ばんどうの湯」とは別の、よいおやさいキッチンカー出店場所近くのドン・キホーテ吉岡店最寄りにある天然温泉のスーパー銭湯に寄り、疲れを癒して帰路につきました。
次回の活動では、参加者の皆様にはこちらのキッチンカーでスムージーを楽しんでいただき、
その後、こちらの温泉施設にも寄っていただく予定です。

参加者の皆様、大変お疲れ様でした!