2025年12月20日(土)定例活動レポート

冬も本格的に入り、関越道は湯沢方面へ向かうスキーやスノーボードを楽しむ観光客で
徐々に混雑が目立つようになってきました。

この日も道中で事故の影響があり、普段より少し時間を要しての到着となりました。

渋川到着時には一時的に小雨が降っていましたが、
その後は天候も持ち直し、一日を通して作業を行うことができました

榛名山の麓はうっすらと霧に包まれ、落ち着いたきれいな景色が広がっていました。

現地集合の方と合流し、軽く自己紹介を済ませた後、班に分かれて作業を開始です。

よいおやさい畑の班

こちらの班では里芋の収穫作業を行いました。

初参加の方も多く、里芋を掘るのが初めてという方も少なくありませんでした。

スコップで畝の周囲から土を掘り起こし、株ごと引き上げていくと
土の中からまとまって現れる里芋に、思わず手を止めて見入る場面も見られました。

収穫した里芋は、親芋・小芋・孫芋に分けながら整理していきます。
実際に手に取って分けてみることで、里芋がどのように増えていくのかが分かり
楽しそうに作業をしておりました。

午後は別の畑へ移動し、無人販売の設置に向けた準備として、ブルーベリーの移植作業を行いました。

現在、野菜の販売先について課題がある中で、
まずは自分たちでできることから始めようという取り組みです。

そのため、販売スペース確保の一環として、既存のブルーベリーの株を別の場所へ移動しました。

スコップで株の周囲を深く掘り進め、根が見えてきたところで慎重に持ち上げます。
根を傷めないよう声をかけ合いながら作業を進め、無事に移植を終えることができました。
ありがとうございます。

ブルーベリー農家さんの班

一方、ブルーベリー農家さんの班では、今年もビニールハウスの片付け作業を行いました。

ハウス入口のお写真 ↓

冬場は雑草も枯れ、根も張っていないため、夏場に比べると作業はしやすい状態でしたが、
トゲのある雑草や衣服に付く引っ付き虫もあり、注意しながらの作業となりました。

ハウス内では二手に分かれ、左右それぞれ反対側から雑草の除去を進め

ハウス裏口のお写真 ↓

作業を始めた当初は雑草が生い茂り、向こう側の様子がまったく見えない状態でしたが、
少しずつ草を取り除いていくにつれて視界が開け、
やがて反対側で作業していたメンバーの姿が見えてきました。

その瞬間には、思わず「やっと出会えた(笑)」と感じるほどで、
畑がきれいになっていく過程を達成感を実感できる場面でした。
ありがとうございます。


今回の活動では、高校生と中学生のお子さん二人で親子で参加された方もおり
世代を超えて一緒に畑作業に取り組む様子が、活動全体にやわらかな雰囲気を添えていました。

寒さが増す中での活動となりましたが、各班とも予定していた作業を無事に終えることができ、
年末らしい引き締まった一日となりました。

今回のお土産は、採れたての「里芋」。

時間となり、現地集合の方と解散し、東京組(和光市駅出発)は、畑をあとにし
いつものように「ばんどうの湯」で疲れを癒やし帰路につきました。

参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!!!
ありがとうございました!!