活動日当日は、紅葉もピークを迎え、紅葉狩り(おそらく?)を楽しむ人々で
関越道は普段より渋滞していました。
空気は澄み渡り、気温も丁度よい秋晴れの活動日和の一日でした。
現地に到着後、集合された皆さんと合流し、自己紹介を終えた後
早速作業開始です。
よいおやさい畑の班
今回の作業は、管理畑「湧玉圃場」での玉ねぎの定植。
用意した苗はなんと約2,300本。
3種類の品種でしたが、残念ながら品種名は不明。
(苗で束ねている色で分かれています。)
まずはいつものように、鍬を使って畝づくりからスタート。
両端に溝を掘って土を掘り起こし、中央に土を寄せて畝の形を整えていきます。
その上に、あらかじめ穴があいた黒いマルチシートを広げ、
風で飛ばされないように両端にしっかりと土をかぶせました。
マルチの穴に、木の棒などを使って深さ2〜3cmほどの植え穴を開け、そこに玉ねぎの苗を植えていきます。

玉ねぎの苗が白い部分が少し見えるくらいに埋め、
葉の分岐点が土に隠れないよう注意しながらの作業です。
一見すると単純な作業でも、気をつけるべきポイントがいくつもあるのが
農作業の「あるある」です。
二人一組や一人で作業する人で列ごとに分かれ、手植え付けが進めました。
中には、効率を重視してまとめて穴を開けてから植える方や、
一本ずつ丁寧に植えるなどそれぞれが早く効率よくできるように工夫しながら作業を行いました。

玉ねぎの収穫は、来年の5〜6月ごろを予定しています。
この湧玉圃場での玉ねぎを育てるのは今回が初めてとなるため、天候や土の状態など
不安要素もありますが、楽しみです。

皆様のご協力により予定より早く作業を終えることができました。
ありがとうございます。
これだけの本数(2300)を植えたにもかかわらず、この畑の区画で見るとまだ 1/3ほどの広さ。
玉ねぎの畝がずらりと並ぶ光景は圧巻でしたが、畑の広さを改めて実感する瞬間でもありました。
(※まだ上に2段の同じ広さの畑があります。)

隣の長ネギ畑では、2週間前に土寄せをしたネギがさらに太く成長しており、立派な姿に。

また、にんにく畑では芽が出始めておりました。

里芋の収穫
玉ねぎ定植後、場所を「持柏木」圃場に移動し、参加者のお土産用に里芋の収穫も行いました。
収穫後は一つひとつ分解し、水で土を洗い流しながら、根を丁寧に取り除きました。


ブルーベリー農家さんの班
こちらの班では、先月に引き続き防鳥ネットの撤去作業を行いました。
農家さんの畑でも今シーズン最後のネット剥がし(おそらく?)
農家さんボランティアさん総勢9名での共同作業です。
ネットは2m以上の高所に張られているため、荷台に乗って慎重に外していきました。





こちらの畑では、比較的高い位置にネットが張っているため
今年伸長したブルーベリーの枝がネットに引っかかることも少なく、作業はとてもスムーズでした。
経験豊富なボランティアさんも多く、みんなで効率よく進められました。

剥がしたネットは当初処分予定でしたが、
よいおやさいでは、まだ何かに再利用できそうとのことで、譲っていただけることに。
今後、別の形で有効活用できればと思います。
ありがとうございます。

いちじく畑の鷹カイト
防鳥ネットを保管してある隣のいちじく畑では、空を舞う鷹カイトが印象的でした。
害鳥よけとして設置されているもので、現在は2体が活躍中。
農家さんのお話を聞くところによると
先日、強風で1体が絡まって動かなくなった際には、
いちじくの上部にある実が鳥に食べられてしまったそうです。
しっかりと効果を発揮しているようです。
よいおやさいのブルーベリー畑では現在、害鳥ネットを設置していないため、
実が鳥に食べられてしまうことも多くあります。
来年は、今回の農家さんの作業を参考にしながら、
害鳥ネットの設置もぜひ試してみたいと思っています。

代表手作りカレー
この日の昼食は、代表の手作りカレーとお味噌汁が登場!
「せっかく自分たちで育てた野菜があるのだから、参加者の皆さんに喜んで食べてもらいたい」
との思いから企画されました。
使われた野菜はもちろん、畑で採れた無農薬の新鮮野菜。
おいしい!と参加者からも大好評でした。
次回の活動からは、希望者にカレーの提供を予定しています。
ご希望の方は、ぜひお声がけください!
今回のお土産は、
「里芋」「さつまいも」の2種類でした。
時間となり、現地集合の方と解散し、東京組(和光市駅出発)は、畑をあとにし
いつものように「ばんどうの湯」で疲れを癒やし帰路につきました。
参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!!!









