2025年8月23日(土)定例活動レポート

最高気温35度を超えるこの日。
猛暑日の中での活動となり、こまめに水分補給や休憩を取りながら
熱中症に十分注意しつつ作業を進めました。

お盆休み明けということもあり、関越道は渋滞もなくスムーズ。
現地・渋川に無事到着。

現地集合の方と合流し、自己紹介を終えたあと、それぞれの班に分かれて作業を開始です。

野菜農家さんの班

この班では、冬に向けた野菜の種まきを担当しました。

菜の花、かき菜、ブロッコリー、白菜などを育苗ポットに播種

ポットに培養土を入れ

1つのポットに3粒ずつ、丁寧に手でまいていきます。

粒が非常に小さいため集中力と繊細さが必要な作業です。

種の種類ごとに大きさや色が異なるのもよくわかり、ちょっとした学びにもつながりました。
今回は女性メンバー中心ということもあり、器用な手つきでスムーズに作業が完了。
最後には農家さんからのお話も伺い、貴重な学びを得られる時間となりました。

よいおやさい畑の班

午前中は、前回に引き続きでじゃがいもの収穫を行いました。
残っていた2畝をすべて収穫。スコップで両脇を掘り起こし、
熊手のような道具で土を返してじゃがいもを掘り出していきました。

猛暑の中でも大学生の女性メンバーが一生懸命頑張って頂き、
その成果はコンテナ約5箱分もの大収穫!
ありがとうございます。

さらに試しにかぼちゃの収穫も行いました。
まだヘタの部分が完全に「コルク化」していませんでしたが、せっかくなので一部収穫。


コルク化とは・・・かぼちゃのヘタが木の枝のように硬く乾燥し、表面がひび割れてコルク状になる状態のことを指します。これが収穫の合図で、完熟して甘みが増している証拠です。

ちなみに、一般的にかぼちゃは交配から約45日で収穫可能とされますが、品種や栽培環境によって前後するため、ヘタのコルク化を確認するのが確実な目安になります。

この収穫したかぼちゃは、お昼休みに代表が蒸して調理してくださいました。
味はシンプルながら自然な甘みがあり、皆さんで美味しく試食しました。

午後は里芋畑へ移動し、土寄せと雑草取りを実施。
畑がすっきりと整い、里芋の成長が楽しみになる仕上がりとなりました。

ブルーベリー農家さんの班

こちらは、前回に引き続きハウスの片付け作業を担当。
お盆の間に一部は草刈りを行っていましたが、
葛のツルがしつこく残っており、鎌などを使って丁寧に除去しました。

アメリカでは、侵略的に繁殖する為グリーンモンスターと呼ばれています。
世界の侵略的外来種ワースト100です。

実は、葛の根っこは漢方の「葛根湯」の原料。

また、余っていたビニールを活用して熱消毒を実施。地面に水を撒いたあと、
透明ビニールで地面を覆い、夏の強い日差しで地温を上げ、雑草や病原菌を抑制します。

さらに、余っていた「大和ルージュ」というとうもろこしの種も播種。
この品種は珍しく、実が赤く染まるとうもろこし。今後どんなふうに育つのか楽しみです。

作業後には農家さんから冷たいスイカの差し入れをいただき、
火照った体に染みわたるご褒美となりました。

各班、作業を終えたあとは全員で畑に合流し、
収穫したじゃがいもの仕分け作業を行いました。

今回のお土産も盛りだくさん!

玉ねぎ、じゃがいも、ネギ、バジル、デラウェアなど、旬の野菜と果物を
たっぷりお持ち帰りいただきました。
特に今回は学生や女性メンバーが多く、明るく賑やかな雰囲気に包まれた一日となりました。


現地集合の方とは解散し、東京組(和光市発)帰りは、
いつものようにばんどうの湯で疲れを癒やし帰路につきました。

参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!!
ありがとうございました!!