2024年9月7日(土)第4回耕作放棄地再生プロジェクト活動レポート



9月に入りましたが、まだまだ残暑が続く一日でした。
先週までの台風の影響でしばらく続いていた荒れ模様の天気が
嘘のように、この日は晴天に恵まれ、活動日和。

現地渋川に到着し、作業着に着替えて準備完了。
いよいよ作業開始です。

今回の活動は、「耕作放棄地プロジェクト」の第4回目。
畑の様子もどんどん変わってきましたが、1ヶ月も経つと雑草がびっしり。

まずはこの雑草取りから始めます。

先月に比べると少しは雑草の伸び具合もマシでしたが、それでも所々で雑草が大きく育っていました。
皆で力を合わせて雑草を取り除き、畑がすっきりしていく様子はとても気持ちがいい瞬間です。

雑草を取り終えた後は、今回のメイン作業であるビーツと白菜の植え付けを行います。
まずは、耕運機を使って畑をしっかりと耕し、その後に畝を立てます。畑に肥料として牛糞と鶏糞を撒き、
ビーツの種まきです。

ビーツの種は、青くて石チョコのような形をしていて、
とても可愛らしいです。

小さいので、こぼさないように丁寧に畑に撒いて、水を与え完了。

白菜は苗を植えるので、同じく肥料を撒いた後、黒いマルチシートを敷きます。

白菜の苗を丁寧に植えます。

青い支柱でトンネル状に骨組みを作り
最後に風よけとして白いシートをかぶせ、無事に作業完了です。

そして、最後にさつまいもの収穫です。今回は「なると金時」と「紅はるか」の品種を収穫しました。
長く伸びたつるを先に切り、慎重にスコップで掘り起こしながら、傷つけないようにさつまいもを収穫。
少しずつ掘り進め、一部ですが立派なさつまいもが顔を出し、皆で大喜び。
つるぼけでは、なくてひと安心です。

「つるぼけ・・・ツルばかりが伸びて、肝心のイモが大きくならない現象。」

さらに近くにある栗の木からも栗も収穫。

その後は、小室にあるブルーベリー畑に戻り、唐辛子やぶどう、長ネギ、しそといったさまざまな
野菜や果物を収穫しました。自然の恵みをたっぷり感じることができました。

今回は特に収穫が豊作で、お土産もたくさん!間引きした人参、さつまいも、長ネギ、ぶどう、唐辛子、しそ、栗。
まさに収穫の秋となり秋の実りを存分に楽しんだ1日で、参加者も大満足の様子でした。

帰りはいつものようにばんどうの湯へより疲れを癒やし帰路につきました。
参加者の皆さん大変お疲れ様でした!