2024年9月21日(土)定例活動レポート

天気はあいにくの曇り空で、時折、小雨が降る一日となりました。
3連休初日ということもあり関越道は普段より渋滞していましたが、無事に現地に到着。

現地集合の方々と合流し、軽く自己紹介を終えたあと
班に分かれて作業開始です。

無農薬野菜の栽培農家さんの班

小雨の中、人参畑の雑草取りからスタートしました。
雑草は人参の葉よりも大きく育っており、間違えて人参を抜かないように作業を行いました。

農家さんと一緒に中腰になりながら手作業で雑草を抜いていくうちに、
畑が次第にきれいになっていきます。

おかげさまでキレイになりました。
ありがとうございます。

次に、シルバーのマルチシートを敷き、青いポールを印がついている指定された位置に差し込んで、
その上から黒いシートで覆う作業を行いました。
(玉ねぎの苗を並べ、直射日光を防ぎ保温するため)

初めて経験される方も多かったのですが、みんなで協力し合いながら無事に作業を終えることができました。

その後、玉ねぎ、キャベツ、レタスの種を育苗トレイに撒く作業を行いました。

とても小さい種ですのでしたが、若い参加者の方々が慎重に器用にこなしてくれた
おかげでスムーズに進みました。

最後には、農家さんからお茶をごちそうになり、楽しいお話を伺うことができました。
ありがとうございました!

ブルーベリー、イチジク農家さんの班

渋滞の影響で到着が遅れたこともあり、こちらの班はお昼近くに現地に到着。
お昼まで時間がないこともあり午前中は農家さんからお茶と生のイチジクをごちそうになりました。

初めて生で召し上がる方もおり、桃に近い柔らかい食感と独特なつぶつぶが口の中で広がり、
「とても美味しい!」と大好評でした。

調べたところ、この小さなつぶつぶは「種」ではなく、小さな花の集まりだそうです。
イチジクは外側から花が見えないため「無花果」と書きますが、実際には果肉の中に花があるとユニークな果物です。

イチジクは世界で750種類も存在し、日本国内だけでも100種類以上の品種があるそうです。
ブルーベリーと同様に、その奥深さには驚かされ、興味が湧きます!

さらに、イチジクには歴史的な背景もあります。
実は、イチジクの葉は旧約聖書にも登場しており
アダムとイブが禁断の実(知識の木の実)を食べた際、二人は初めて自分たちが裸であることに気づき
恥ずかしさを感じて体をイチジクの葉で覆って隠しました。
このエピソードを知ると、イチジクが古代から人々の生活に深く関わっていたことを感じられます。

午後はビニールハウスの片付けを行いました。

昨年も同様の作業を行ったベテランメンバーで、みんな慣れた手つきで作業を進めます。

ビニールに穴を開けないように農家さんと一緒に気をつけての作業。
抜いた雑草は外へ出します。

作業中に久しぶりに見かける殿様バッタ?も発見し、ちょっとした自然の発見に和みました。

皆様のお陰で大変キレイになりました。
ありがとうございます。

ビニールハウスの隣には、キレイにお手入れされた立派なイチジク畑がありました。
11月頃まで収穫が可能だそうです。

よいおやさい畑の班

こちらの班では、さつまいもの収穫と大根・人参の間引きを行いました。
7日(土)に行った作業のおかげで雑草も少なく、作業はスムーズでした。

さつまいものツルも立派に伸びており、大根や人参も順調に成長している様子で嬉しいです

この班には小さいお子さんも参加しており、他の参加者と楽しそうに交流しながら作業を進めていました。
大人も子供も一緒になって作業する姿はとても微笑ましく、畑ならではの経験を満喫されていました。

すべての班が作業終了後には、収穫したばかりの野菜をお土産として参加者にお渡しいたしました。
その後、現地集合の方とは解散し東京出発(和光市)は、よいおやさいが運営するキッチンカーへ向かい
よいおやさいの畑で収穫したブルーベリーを使ったスムージーを皆さんに振る舞わせて頂きました。

疲れた体に染み渡る冷たいスムージーに、みんな笑顔がこぼれていました。
個別に購入される方も多く、キッチンカーも大盛況となりました。
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

今回の活動も、ご家族で参加された方や小さなお子様、高校生、大学生、若い社会人の方々が男女多く参加され
ありがたいことに、東京出発(和光市)のバスも満員御礼となりました。
ありがとうございます。

帰りは、いつものように近くの温泉施設で疲れを癒し、無事に帰路につきました。
参加者の皆様、本当にお疲れ様でした!