2024年12月15日(日)法政大学ボランティアセンターさま 団体受け入れ活動レポート
今回で3回目となる法政大学ボランティアセンターさまの日帰り農業ボランティア企画。
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法政大学ボランティアセンター
ホームページ
https://www.hosei.ac.jp/volunteer/?auth=9abbb458a78210eb174f4bdd385bcf54
ボランティアセンターさまのスタッフ以外は初参加の方が多いようで
フレッシュな顔ぶれの中での活動となりました。
参加者は総勢19名。
普段より遅めの出発時間で渋滞もなく、スムーズに現地渋川へ到着しました。
現地は冬特有の空気がきれいな澄んだ青空が広がり
赤城山から吹く強風(赤城おろし)もなく穏やかな天候に恵まれ
陽射しのおかげで冬の寒さを感じにくく、快適に活動をスタートすることができました。
よいおやさいのビブスを着用し、さっそく作業開始です。
午前中はブルーベリーの剪定作業を行いました。
先週の活動でも剪定を行いましたが、まだ多くのブルーベリーの樹が残っていたため、その続きの作業です。
ほとんどの参加者が剪定は初めての経験でしたが、
代表の剪定レクチャーに真剣に耳を傾けていました。
作業中は「これで合っているかな?」と迷いながらも、
教わった内容を守りつつ、周りのお仲間と談笑しながら楽しそうに取り組んでいました。
同時進行で里芋の収穫と火起こしの作業も行いました。
火起こしは焼き芋や里芋を焼くための準備です。
(火起こしの材料は、ブルーベリーの剪定した枝)
慣れない手つきながらも、楽しそうに作業する様子が印象的です。
お昼にはよいおやさいの事務所に戻り、
チキンカレー、里芋のポタージュ、さつまいものワッフルを頂きました。
里芋とさつまいもは、よいおやさいで採れた無農薬野菜を使ったもので、
参加者からは「とても美味しい!」という声がたくさんありました。
(ごめんなさい!写真を取り忘れてしまいました。)
心も体も満たされるひとときで午後への活動の活力となりました。
午後は地元の農家さんの畑に移動し
ビニールハウスの片付け作業を行いました。
このハウスではズッキーニを栽培していたそうですが、
寒さの影響で霜が降り、作物が傷んでしまったとのことです。
学生&よいおやさいスタッフ総出でハウス内のズッキーニの茎や葉をどかし
その下に敷かれていた黒いマルチシートを剥がす作業。
広いビニールハウスでしたが、
参加者が多かったおかげで作業はとてもスムーズに進み、30分ほどで完了しました。
途中、農家さんからズッキーニの栽培や受粉の方法について教えていただきました。
こちらが雌しべ
こちらが雄しべ
この雄しべを雌しべに付け受粉させるそう。
実っているズッキーニもいくつかありました。
人海戦術でビニールハウスでの作業が予想以上に早く終わったため、
別の畑へ案内していただきました。
この畑ではネギが植えられており、植え付けから約1ヶ月が経過した状態だそうです。
今回の作業は、このねぎ畑の雑草取りでした。
地面からわずか3~5mmほど芽が出ているネギの芽を傷つけないように気を配りながら、
周囲の雑草を丁寧に取り除きます。
小さなネギの芽がとてもかわいらしいです。
きれいになりました。
作業の後は、農家さんのご厚意で、畑に植えられている春菊を自分たちで収穫させていただき
お土産としていただきました。
ありがとうございます!!
残った時間を利用して農家さんのお話を伺うことができました。
学生たちの質問一つひとつに、農家さんが丁寧に答えてくださり、
普段はなかなか知ることのできない現場の生の声を直接聞けたことは、
学生たちにとって貴重な学びの機会になったと思います。
その後、よいおやさいの畑へ戻り、予め焼いておいた焼き芋と里芋を試食しました。
残念ながら長めに置いたせいか、多くが炭化してしまい少ししか食べられませんでしたが、
それでも「美味しい」と好評でした。
同時にキッチンカーで提供されているブルーベリースムージーも振る舞われ
作業後の一杯に疲れが癒されました。
最後に午前中に剪定した枝の回収を行い、すべての作業を終了しました。
今回の活動もたくさんの学びと農業の新たな発見と喜びに満ちた1日だったと思います。
ご参加いただいた法政大学の学生の皆様、地元農家の皆様、ありがとうございました!