活動場所、現地渋川は春の温かい陽気と強い風で雲の早い流れが特徴的な気候でした。
午前中は比較的過ごしやすかったものの、午後からは太陽の日差しもが出始め
気温が上昇、初夏を思わせる暑さに変わりました。
東京出発(和光市)と現地集合組と合流し各自、自己紹介を終えたあと
3つの班に分かれてそれぞれの作業に取り掛かりました。
まずは、ブルーベリー農家さんでの畑のネット張り。
これからのブルーベリーの収穫時期に鳥などの外敵から守るため、ネットを天井に張り直しました。
(※昨年秋には、ネットの剥がし作業も行いました。)
まずは、紐で結んでまとめてあるネットをほどきます。
ほどき終えたらネットを天井に這わせます。
伸ばしたネットを、パッカーと呼ばれる器具で隙間がないようにパイプに取り付けたり
紐で結んで固定しました。
途中、ブルーベリーの樹木や単管パイプにネットが引っかかり思うように進まない事もありましたが
農家さんの的確な指示と慣れているリピーター参加者の皆様のおかげで無事に作業を終えることができました。
予定よりも早く終えた為、場所を移動し、みかん畑やブルーベリー畑での雑草取りも行いました。
途中、農家さんが暑い中での作業を支えてくれるために、
冷たい飲み物やアイスクリームを差し入れてくださいました。
心温まる差し入れに、感謝です。ありがとうございます。
もう一方の農家さんでは、白菜畑での菜の花の片付け作業を行いました。
白菜が収穫時期を過ぎてしまい、葉が伸びきり菜の花になってしまった為、抜き取りました。
同時に、マルチシート(雑草防止と地温調整のために畑地面に敷いている農業資材)も一緒に撤去し
きれいに片付けました。
余談ですが、「菜の花」とは、アブラナ科アブラナ属の花の総称になります。
アブラナ科の野菜、大根やブロッコリー、キャベツ、かぶも収穫時期を過ぎると菜の花ができます。
ちなみに、土手等に咲いているのは基本的に『セイヨウアブラナ』『アブラナ』『セイヨウカラシナ』のいずれかだそうです。その中でも『セイヨウアブラナ』は菜種油の原料になっているそう。
ボランティアの参加者の皆様の献身的に作業のおかげで、予定していた時間より早く終えることができ
農家さんも大変喜んでいました。
また、作業の終了時には、農家さんからお野菜のお土産を頂きました。ありがとうござます。
最後に、よいおやさいの畑では、地元のシルバー人材さんご指導のもと、長ネギの定植作業を行いました。
まずは、鍬で畑の土を人力で掘り起こします。
この作業、簡単そうに見えて実は、結構難しいです。
ネギを等間隔に片端におきます。
鶏糞を土に加えます。
最後は土をかぶせ足で踏み固めます。
順調に育てば9〜11月の秋口には収穫できそうです。
また、畑ではブルーベリーの花も可愛らしく咲いていました。
例年ですと、再来月の6月の活動日には、ブルーベリーの実をつけています。
合わせて、こちらの成長過程と収穫も楽しみです!
よいおやさいでの畑での作業を終えた後は、現地集合の方とは解散して
東京出発組(和光市)は、いつも通り「ばんどうの湯」に立ち寄り、疲れを癒やして帰路につきました。
参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!