２０１５年１１月７日(土)活動レポート | NPO法人よいおやさい(410831)

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2015年11月7日（土）

この日の前日までずっと秋晴れのお天気。それがなぜか活動日が近くなるとお天気は下り坂。
どうも雨は私（スタッフのヤノ）が参加すると当たるような気がします。
それでも天気が大きく崩れるのは翌日からとの予報でしたので、祈りながらの活動は今日もＧＯ！です。
関越道は一部の区間で渋滞。でも前回（１０月１７日）のようなひどい渋滞ではありません。
９時４０分ごろ田中ファームさんに着。
お天気は曇り。でも渋川が近くなると晴れ間も見えます。ヨシッ！
今回の活動はスタッフ３人と運転手さん。そして参加応募していただいた１８名のボランティアさん。
おひとりが体調不良で残念、欠席となりました。次回以降のご都合のいい活動日にご参加ください。

まずはは田中ファームさん。田中ファームさんには私、ヤノがリーダーとなり、ボランティアさんは５名の配置。
作業前にお茶を出していただいて、一息を入れさせていただいてから作業開始。
今日は玉ねぎの補植。機械で玉ねぎの苗を畑に植えてあります。

しかし、所どころ、苗が植わっていなかったり、植えられた苗の育ちがよくないものがあります。
そこを「補う」のが「補植」。苗床をもって、抜けた箇所には新たに苗を植え、育ちが悪い苗は元気な苗に植え替えます。

これが、けっこうキツイ作業なんです。しゃがみこんで作業をするのですが、腰や足首がすぐに悲鳴をあげてきます。
そこを時々、腰を伸ばし、屈伸しながら続けました。
午前中には予定の畑の補植は終わりませんでした。
そして、お昼。今日は赤城の「たべりーね」さんの「お野菜たっぷり弁当」。

お野菜たっぷりでもお肉も入ってます。また「お麩」を豚肉に見立てた、肉じゃがならぬ「麩じゃが」があります。
たべりーねさんの創意工夫が随所に見られます。今日のお弁当も大満足！

午後も玉ねぎの補植の続きです。
そして粗方、その作業が終わったらとなりのニンジン畑で田中さんがニンジンの収穫をされていました。
そのお手伝い。

田中さんがスコップでニンジンを掘り起こし、葉がついたままのニンジンの葉を切り落とす作業です。
ニンジンを抜く作業もさせてもらいました。スコップを入れるのは怖いので田中さんがスコップを入れたあとのニンジンを抜きます。うまく抜けると「ポンッ」と小気味いい音がします。
１４時半ごろ作業終了。そのあとは、よいおやさいでお借りしている畑に唯一残った里芋の収穫。
あまりお世話ができなかった割にはけっこうな量ができました。でも形はバラバラ。そこは仕方ありません。
収穫した里芋は小分けして今日参加のみなさんにお分けすることにしました。
田中さんのところのお野菜を購入できますので、参加者の注文通りに仕分けをして本日の田中ファームさんでの活動は終了です。
みなさん、お疲れさまでした。

さて、もうひとつのお手伝い先の都丸農園さん。リーダーにヨシダさん、ミズノさん。ボランティアさんは１３名。

今日の作業場所は北橘（ﾎｯｷﾂ）の歴史資料館の裏手のブルーベリー畑。

まずは畑の草取り、つまり雑草抜きです。
農薬を使いませんから、この草取りは一番といっていいほど大事で骨が折れる仕事です。
でも大切。扱いが不慣れな草刈り用の鎌をもって抜いていきます。
これも腰が痛くなりますね。

一方で、鳥除けネット外しもしました。これは前々回の作業でもありました。
外すといっぺんに空が広がります。雲が多いですが、やはり空が見えると気持ちいいものですし、心も晴れやかになります。
肥料撒きもしました。

この肥料は前回活動時に雨もあってビニールハウス内で配合した肥料です。
背中に背負った容器にその肥料を入れて、パイプの先から出てくるのでそれをブルーベリーの木の根元あたりに撒いていきます。
背中の肥料が重たかったのではないでしょうか。でもこういう器具を使うことで格段に効率が上がるそうです。
そんなにハイテクではなく、ローテクだそうですが、便利なものがあるものですね。

そして、そして、「堆肥（ﾀｲﾋ）撒き」です。

畑のかたわらに山となって積まれた「堆肥」。元は首都圏内での植木や街路樹の伐採されたものを原料に、それを発酵させたものだそうです。
触るとほんわか、温かい。まさに「発酵」しているんですね。
リサイクルが効いてます。こうやって自然から自然に、化学肥料をできるだけ使わないように、自然を大切にしながらの農業はいいものです。
多くの人数を今回は都丸さんに受け入れていただきました。
お母さんからが差し入れもいただきましたし、お昼には自慢のいちじくも食べさせていただきました。
昼食は田中ファームと同じお弁当。きっとにぎやかなお昼休憩だったのでしょうね。