2024年2月17日(土)定例活動報告
東京から出発した朝は、冬の冷気がまだ肌を刺すものの、比較的晴れた空模様。
途中、スキーレジャーで旅行する人たちで関越道は渋滞しており
いつも立ち寄る駒寄PAでは珍しく男性用トイレに長い列ができていました。
渋滞もありましたが、無事に現地渋川に到着。
現地で集合の参加者たちと合流し、きれいな青空の下で作業を開始しました
今回は2班に分かれての作業
まず農家さんチームではハウスの片付けを行いました。
11月、12月の活動につづき最後の3棟目です。
ご覧の通り、こちらもジャングル状態
流石に雑草はすべて枯れています。
ハウス裏入口は、扉の前まで枯れた雑草が、入るのに一苦労も
ハウス天井まで雑草が伸びて、ビニールも破られています。
生命力が凄まじいです。
抜き取った雑草はこのように丸め、外でまとめて燃やします。
冬の寒い時期でしたので、虫をほとんど見ませんでしたが
途中、ビニールに張り付くバッタも見かけました。
皆がおなじみの参加者で、前回と前々回も同じハウスでの片付け作業の経験があったため、慣れた手つきで
きれいに片付けることができました。
お昼休憩では、農家さんのご厚意で、近くにある一本松食堂でお昼をごちそうになりました。
また、群馬名物の「焼きまんじゅう」を食べたことのない参加者の為に
群馬の代表するソウルフード「焼きまんじゅう」も合わせてごちそうして頂きました。
画像では、伝わりにくいですが一串がかなり大きくボリュームがあります。
通常の大福サイズくらいの大きさの饅頭が4つ串に刺さっています。
パン生地のような柔らかい食感と風味の生地に甘い味噌ベースのタレがかかり
一度口にすれば繰り返し食べたくなる。シンプルだけど深みのある味わいです。
とても美味しく、初めて食べた参加者様も大変喜んでおりました。
いつもありがとうございます。
また、食堂の店の前には、巨大大根が!!
店主の方にお聞きすると、食堂の近くにある神社の神主さんが育てたものだそうです。
このサイズだと、抜くのも大変そうですが、よく見ると青い部分が3分の2以上あるので
土に埋まっていた部分は、少ないですね。大根の白い部分が半分以上青いのも珍しい気がします。
一方、よいおやさいの畑チームでは、
昨年から管理している新しい畑でブルーベリーに肥料を与える作業を行いました。
使用した肥料は、ピートモス(苔などの植物が腐植してできた泥炭を乾燥させたもの)と
鹿沼土(土ではなく風化した軽石で、硬質でも指で押し潰せるほどの圧縮強度を持つ)を混ぜ合わせ、
水を加えたものです。ちなみに、ピートモスと鹿沼土は酸性の性質を持つ肥料で、
ブルーベリーは酸性の土壌を好む植物です。
通常の植物は根から酸を出してミネラルを溶かしながら栄養を吸収しますが
ブルーベリーは根から酸をあまり出さず、酸性の土壌でないとミネラルを吸収しにくいため、
酸性の土壌が適しています。
無事に、皆様の協力でこちらの畑全てに肥料を与えることができました。
ありがとうございます。
拠点の畑に戻ってから、前回活動の剪定の際に切ったブルーベリーの枝が
大量にあるのでウッドチッパーで、細かくする作業も行いました。
この細かくした枝を、長い時間をかけて堆肥にするそうです。
以前までは、燃やして処分をしていたので、今回からは無駄なく活用できるようにします。
今回の活動では、初参加の方はいなく、全員が2回目以上の参加者でした。
そのため、顔見知り同士の和気あいあいとした雰囲気の中で作業が進みました。
現地集合の方とは解散してから
いつも通りばんどうの湯で疲れを癒やして帰路につきました。
参加者の皆様、お疲れ様でした!