NPO法人よいおやさい(410831)

2023年12月16日定例活動報告

2023年最後の活動日。

12月の朝、普段よりも暖かく冬の寒さを忘れさせるような暖かな気候の池袋、現地に向け出発です。

途中、高速道路で雨も降っており心配しておりましたが、
幸運にも現地は、雨は止んでおり暖かく作業がしやすい気候でほっと安心しました。

現地集合の方と合流し参加者皆様の自己紹介を終えた後、班に分かれて活動開始です。

まずは、ブルーベリー農家さんから、先月に引き続き今月もビニールハウスの片付け。

奥の方は、ハウス天井が破けており、屋根を突き抜けて雑草が生えています。

特に奥の方にある密生したツルがたくさんある中、
雑草と格闘しながら切り開いて進む姿は、まるで探検しているかの様でした。


作業が進むにつれて本来のハウスの姿が現れて

暑い中、困難でありましたが、参加者様のおかげて綺麗に片付けてる事が
でき皆深い達成感を感じていました。
ありがとうございます。

ハウスの中には、様々な虫や雑草が。

擬態した?カマキリ
擬態した?バッタ
カマキリ

厄介な雑草、ひっつき虫。正式名コセンダングサ↓

キク科の植物で、種子です。
種子には、小さくてフックのような突起があり、
これらは動物の毛皮や人間の服にくっつくことで、
新しい場所へと広がっていき繁殖させます。
服に着いたら中々取れなくて大変な厄介な雑草てす。
※ちなみに簡単に不織布マスクで容易に取り除く事ができます。

農家さんに教えて頂いたこちらは、葛『くず』↓

マメ科に属する植物で、急速に成長する蔓性の特徴を持ち、
葉は大きく、花は藤のような美しい花を咲かせるそうです。
ですが、繁殖力が非常に強く、しばしば侵略的な雑草として扱われており
また、グリーンモンスターと呼ばれ
「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれている厄介ものです。

漢方の葛根湯や胡麻豆腐、くずきり、秋の七草の一つ「葛」。
日本文化に深く関係し親しみやすいイメージもありましたが
実は、厄介者だと知り驚かされました。
「葛」の強靭の生命力ゆえだからこそ漢方などに使用されている理由なのかもしれません。

一方、もう一つの農家さんでは、

人参の袋詰め作業と玉ねぎの苗の植え替えを行いました。

農家さんに直接教わりながら、ヒビが入っていない良質な人参を選び、一つずつ丁寧に袋に詰めました。
形や色を確認しつつ、袋のグラム数を合わせる作業は少々大変でしたが、
無事に終えることができました。

たまねぎ畑についてですが、以前、植えた苗が小さすぎたため、あまり成長していないことが分かり

そのため、大きな苗を新たに植え替えることになりました。

確実かつ丁寧に作業を進め、参加者全員の頑張りのおかげで、
予定時間内に作業を終えることができました。
ありがとうございます。

今回の活動では、農家さんで採れたみかんや自家製干し柿
大根や人参、菜花やネギ等、沢山お土産があり参加者の皆様が大変喜んでいました。
干し柿を頂いた参加者で「今まで食べた干し柿の中で一番美味しい」とのお声もありました。

受け入れ頂いた農家さんに感謝です。
ありがとうございます。

最後は、いつも通り現地集合の方とは、よいおやさい畑で解散し
ばんどうの湯で温泉で疲れを癒して帰路につきました。

参加者の皆様、大変お疲れ様でございました。