2025年5月10日(土)臨時活動レポート

今回の臨時活動日、午前中は小雨が降ったり止んだりで午後は雨も止み曇り空の一日となりました。
ゴールデンウィーク明け最初の週末ということもあり、関越道の道中は驚くほど空いており
渋滞のストレスもなく、9時頃には現地に到着。
今回は顔なじみのメンバーばかりということもあり
自己紹介もそこそこに早速作業開始です。

まずは、ブルーベリー畑の一角にあるじゃがいもと人参の畑で、雑草取りからスタート。
1〜2ヶ月前まではほとんど雑草も見られなかった場所が、すっかり草に覆われており、
「あっという間にこんなに生えるんだね」と、自然の力強さにあらためて驚かされます。
これからの季節、雑草との戦いが本格化していくことを実感する光景です^^;

↓じゃがいも畑。

↓にんじん畑。

作業中は小雨がぱらつく時間帯もありましたが、
参加者同士声を掛け合いながら協力して取り組み、畑は、すっきりとした状態になりました。
ありがとうございます。

続いて、じゃがいもの芽かき作業を行いました。畑を見ると、すでに元気な芽がたくさん出ており、
一株につき2本程度の健康な芽を残して、その他の脇芽を取り除いていきます。
芽かきは、収穫量を増やすだけでなく、株を健康に保ち、病気や害虫の予防にもつながる大切な工程です。
写真では少し分かりにくいものの、実際に手を動かしてみると、芽の勢いに個体差があることがよくわかります。

芽かき前
芽かき後

その後、天鍬を使って土寄せを実施。
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土寄せには、以下の効果があります。

雑草抑制:株元の雑草発生を防ぐ。
緑化防止:いもが日光に当たるのを防ぎ、有毒物質の生成を抑える。
収量アップ:いもが育ちやすくなり、収穫量が増加。
倒伏防止:茎が倒れるのを防ぎ、風などにも強くなる。
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畑の隣のスペースに空きがあったため
参加者の方が持参してくださった枝豆(品種は「湯あがり娘」)を
植えることになりました。

まずは畑を耕し、牛糞肥料を加えて土づくりをしたあと、マルチシートを敷き
そこに直播きで種をまいていきました。こうした臨時活動では、空いている畑を活用しながら

よいおやさいでは。参加者の「育ててみたい!」という気持ちを自由に形にすることができます!
これからも、ご希望があればお気軽にご相談ください!!

昼食をはさんで、午後は別の畑へ移動しました。
ここではブルーベリーの植え付け作業を行いました。

すでに一部の苗は移植済みでしたが、まだ空きがあったため、別の畑からブルーベリーの苗を移植することに。
まずは繁茂していた雑草を刈り、スコップでしっかりと穴を掘ります。

そこにピートモスと鹿沼土を混ぜた専用の土壌改良材を加え、苗を丁寧に植えていきました。
作業が終わってあたりを見渡すと、だいぶブルーベリー畑らしくなってきましたね

さらに、もう一つの畑へと移動し、今度はネギの植え付け作業に取りかかりました。
ここでは他にも、オクラ、春菊、水菜、とうもろこし、ビーツなど、さまざまな野菜の苗も一緒に植え付けていきました。事前にシルバー人材センターの方々がトラクターで土を起こしてくださっていたため、土はふかふか。
作業前から畑の状態を見るだけでテンションがあがります!

まずは、ネギ用の畝に「もみ殻」をまきました。これは、水はけを良くするための工夫で、
ネギが湿気に弱いことから病気予防の意味もあります。

その後、等間隔にネギ苗を並べ、全部で500本の植え付けが完了。
一列に並んだネギの姿は壮観で、「まさに“ザ・畑”って感じ!」と、参加者の間でも喜びの声が上がりました。
ネギの根元には、軽く土をかぶせてこの日は作業を終了。今後、肥料を加える予定です。

その後、他の野菜の苗も同じ畑に植えていきました。田引き車で畑の両端を結び、
そのロープの上に沿って等間隔に苗を植える方法を使い、効率よく整然とした植え付けができました。

こちらは水菜

当初は予定していた作業量の多さに「本当に今日中に終わるだろうか…」という不安の声もありましたが、
見事な人海戦術で予定していたすべての作業を無事完了。
午前中は小雨が降る中にもかかわらず、皆さんの力で様々な畑がしっかりと整っていく様子に、
達成感と充実感が溢れる一日となりました。
ありがとうございます。

時間となり作業を終えたあとは、いつものようにばんどうの湯で疲れを癒やして帰路につきました!
参加者の皆様、大変お疲れ様でした!!!