とうもろこしのヒゲのヒミツ
2025年6月21日(土)定例活動で参加されたリピーターの方から、
「とうもろこしのヒゲの数は粒の数と同じなんですよ」
というお話を伺い、興味を持って調べてみました
とうもろこしは イネ科トウモロコシ属 の植物
実は、稲や麦の仲間
日本にやってきたのは16世紀、
ポルトガル人が長崎に持ち込んだのが始まり
その姿が中国から伝わっていたモロコシと呼ばれる植物に似ていたので、
「唐(とう)」の字をつけて とうもろこし(唐もろこし) と呼ばれるようになったんだとか
そしてあのヒゲ!
ヒゲ(絹糸)は実は 雌花の雌しべ
1本1本がとうもろこしの粒とつながっていて
ヒゲの数=粒の数!!!!
1本のとうもろこしには品種によりますが
だいたい 600粒くらい の実がつき同じ数のヒゲが伸びているようです
しかも粒の数は偶数!
とうもろこし茎の先端の花は 雄穂(ゆうすい) と呼ばれ
花粉を飛ばす役目
葉のつけ根にできる実の部分は 雌穂(しすい) と呼ばれ、ここに粒が育ちます
雌穂の粒のもとになる部分(小穂)が、成長のときに 必ず2つに分かれる 性質を持っていること!
だから粒は「2の倍数」で並び、偶数の粒 がびっしり
自然の仕組みって、改めてすごい
ヒゲの部分も食べれて(特にヤングコーン)美味しいので
お試しあれ!!
